・はたらくについての続き。
友だちからの「なぜはたらくの?」という問いに対しては、ぼくは短期的に「1日に終わりにうまいビールを飲むため」だと答えた。なにもしてなくてもビールはうまいけれど、仕事をがんばったあとに飲むビールは美味しい(漫画『カイジ』の作品の中でもできてきたように)。子どもの頃まで遡れば、部活終わりに飲むカルピスサイダーは最高だったように、ご褒美を”ご褒美”にたらしめているのは「労働」なのである。
そうはいってもやはり、仕事中のほとんどの時間は苦しく、つらい思いをすることばかりだ。というのも「社会をより良くするサービスの提供」という名分でお金をもらっているから、それなりの責任を持ってはたらかなければならない。スキルもない故に、楽にはたらけることもない。精神的にも身体的にも、負担が大きいのは事実なのだ。そんな負担を乗り越えてまで、毎日ビールのために頑張るのは簡単じゃないのかもしれない。
しかしこれは考えようであって、ぼくは仕事のつらいことを「お笑い」だとおもうようにしていて、仕事自体を「コント」だとおもっている。仕事上の怖いひとも、コントのキャストのひとりである。そう考えると上司に怒られても、たとえば東京03の世界観で捉えれば、”演技ありきのギャグ”ように思えて、いちいち負荷に耐えられないこともなくなる。
大きなことを実現するために、いちいち小さなことに構ってばかりはしんどい。ほんとうは説教も心に刺さることもあるが、総じてコントのギャグとして笑えるようなマインドセットだと、そのネタをアテに仕事のビールにたどり着けるとおもった。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。上司に見られると、語弊が生まれそうだが、それもギャグ。