・弱さを自覚する。
むかしの哲学者が「無知の知」と言った。これは、「無知であることを知っていること」が重要であるという意味である。
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できることと、できないことを知る。できないことを知っていたら、注意する。だから怪我をしにくい。できないのに「できる」と思い込んでいることは、怖い。実際にはできないので、ミスや問題を起こしてしまう。
同じく強さだけでなく、自分の「弱さ」を知る。「ひとに謝れない」とか「嘘をついてしまう」など。弱い部分は、どうしようもない。まわりと関わるうえで、足枷せになることばかりだ。しかしその弱さを自覚していれば、その弱さによって生まれる行動を自重できる。
冒頭の「知らないことを知る」と、前記の「できないことを知る」「弱さを知る」に共有する、全体を適切に把握することの重要性。ポジティブな側面のみを捉えるのではなく、ネガティブな側面も捉えること。またその認知を適切にしたい。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。