リーダーとして、賭けに出てみる。
とある研修があって、ぼくはリーダーを務めている。9チームのうち、1番を目指すのだけど、ちょっと大きなことを言っている。「私たちは1番になって当然」だとか「みんはすごいから、ぜったいにうまくいく」とか。そんなことを言っていると、自然と「ほんとうにそうなんじゃないかとおもえてきた。
チームメンバーのパフォーマンスを最大限引き出すためには、リーダーの役割が非常に重要だ。要はリーダーがチームメンバーを鼓舞し、ケアし、「できる」と思わせることが大事である。もとよりメンバーが自信がない場合は、たとえ根拠がなくても「あなたたちはできる」という鎌をかける。それが「私たちは1番になって当然」だとか「みんはすごいから、ぜったいにうまくいく」という言葉である。
この鎌をかける行為は「期待を与える」という行為と近しい。そのうえで求められるのは、その期待を成果と結びつけることだ。もし期待を与えたとして、結果につながらなかったなら、それ以降のリーダーの言葉は響かなくなってしまう。だからリーダーは、戦略的にサポートをしなければならない。そして、成果を出さなければならない。
これは、一種の賭けなのかもしれないが、リーダーからの鎌(期待)なく、メンバーのパフォーマンスは最大化されないと思った。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。