・節目節目に感じるもの。
歳をとったなあと思うのは、若いひとが大きな舞台にいると「頑張れ」と声をかけたくなること。若いときは、じぶんのことに必死だったし、まわりに対して敵対心も大きかった。だから声をかけるなんてことは、よほどじゃない限りなかったなあ。
そんなふうに、10年後のぼくは言っているかも知れない。ありがたいことに、まわりの先輩が自分に「頑張れ」と声をかけてくれるけど、その先輩も歳をとったからこそ言えるのだろう。それは親心、肌だけでなく心のしわが増えることによって育まれる。
決して年齢に比例しないけれど、若いときに親心を持っているひとは稀だ。親心は自らが実際に「親」のような経験をすることで(年齢問わず)育まれることもあれば、年齢とともに得た経験によって心が豊かになり生まれることでもある。
いまのぼくはリーダーという立場にいるからか、ちょっぴり親心が湧いている。上の立場では全くなく、単に「頑張れ」と声をかけてたくなっている。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。今週ももう少し。