いま、ひとの力を借りまくっている。自分にとってすごく重要なことで、自分だけではどうにもならないこと。そんな問題をまわりのひとにきいて、どうにかならないかと模索している。
アドバイスという形でひとに力を借りるとき、”他人事の意識”が実は役立っているとおもう。他人事というのは「自分に関係することではない」という意識だ。一見、アドバイスをもらうなら他人事より「自分事」のほうがいいとおもうのだが、そうではない。
気づいたことは、他人事のアドバイスはすごく柔軟で、思いも寄らないものである。ひとりで自分事として捉えると、視野が狭くなりアイデアの柔軟さがなくなってしまう。それはたとえ他者によるアドバイスであっても、自分事として捉える限り同じだ。
「わたしがその立場だったら〜」と考えることによって、ある種考えが同質化していく気がする。そうではなく、そもそもアドバイスというのは「そのひとにはない考え」を提供することにメリットがあるおもうから、自分事に捉えなくてもよいとおもった。
いま、たくさんのひとに力を借りる中で、役立つアドバイスはどこかいい意味で他人事である。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。周りに感謝。