まるで「Apple」と言われれば瞬時に「りんご」という日本語が出てくるように。段階的に言えば、もともとは「Apple」という単語に対し、いくつかの日本語の回答を準備した。そのなかから「りんご」を選んでいたのである。
それが、訓練によってあっという間にでるようになる。これを「アップルりんご状態」という。英語ができる状態とは、ゼロ秒で英単語が日本語に変換され、まるで母国語と変わることなく扱うことができる状態だとおもう。
そもそもひとは「0.準備してもできない」から「1.準備したらできるようになる」に、なることを目指す。でも、高度な次元だと「2.準備しなくてもできる」ことが求められるてくる。それこそ瞬発的にできる状態であって、本当に身についたと言える。
仕事をしていると、できることは増える。だけど、準備しなくてもできる本質的な能力が多いかというとそうではない。そして、すべての能力が瞬発的に発揮されるわけではない。
ドラクエや、ポケモンのように、ひとが覚えられる技というのは限りがあって、そのなかで戦うのだとおもった。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。もうひとつ書く。