・頭のなかが一杯で、仕事を使って一生懸命忘れようとしている。
そんなことが、いままであっただろうか。そんなことが、これから待っているのだろうか。いいや、きっとそんなことは殆どなくて、少なくとも20代のうちは仕事のために人生を送るだろう。そんな人生もすごくワクワクするけれど、仕事以上に楽しいことに出会える人生のほうがきっと良い。
抑えきれないほどの感情を、どうにかして抑える。もう必死なわけです。音楽を聴いたり、曲を聴いたり、空を見たり。そうやって、脳の神経をいろんなものに向けるわけです。どうだい、そんなふうなことに出会える人生。やっぱりどうしようもなく、頭がいっぱいになる。
もし可能なら、もう一度だけ。もう一度だけ、あのときに戻りたい。もっとさ、本気になれたぜ。溢れる出す水をこぼさないように、全集中するような感覚。けどきっと、そうやって戻ったとしてもーー気がつけば、そのときにはもう戻りたくなっている。頭のなかが一杯で、仕事を使って一生懸命忘れようとしている。
たとえどれだけ月が綺麗でも、きっと月を見ない。同じように綺麗なものが、もっと近くにあるならね。そうおもえる月も濁る東京。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。そういえば、今日は内定した日だった。