・ひとには得手不得手あるよ。
めちゃくちゃ当たり前のことだけど、ひとには「得意なこと」と「不得意なこと」がある。ふつうに「得意なこと」は武器であってそれを活かすべきなのに「不得意なこと」で勝負しようとする。そうするのは理由があって「不得意なこと」を得意にしたいという自分への期待。そして、自分ならそうできると信じている。
しかし実際のところ、不得意なことを得意にするのは難しい。得意になるために取り組むのは良いけれど、総じて、得意なことを超える「もと(元)不得意なこと」なんて存在しない。しかし、自分としてはそれを「武器にしたい」と思っていたりする。よく考えればーーまわりからすると、単に得意なところを発揮してほしいのにねえ。
夏が寒くなったり、冬が暑かったり。ひともそういうふうに、カテゴリーに分けられる分かりやすい性質を持っている。それをジェネラルに、どのカテゴリーにも分類されないような性質にしようだなんて、無理なはなしである。単に自分のカテゴリーは「自分の武器」として認識しておけばよい。
酔拳の使い手が空手はじめても無駄。そんなのして、それぞれのプロになれるのはジャッキーチェンくらいなんだよ。(ジャッキーも、映画のなかだけどね。)
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。酒。