・東京が、わりと好きだ。
日本にあるどこ都市よりも雑多で、様々な価値観の人たちがいる。ニューヨークのことをある歌手は「Concrete Jungle(コンクリート ジャングル)」と呼んだけど、東京もそんなイメージだった。様々なひとがいて、共通点を探すより、違うところにばかり目がいく。その人々に関係のように、街はコンクリートみたいに冷たく感じた。
東京で生きるからには、和気あいあいと過ごすのではない。馴れ合いもない。そこはユートピアではなくコンクリートジャングルなのだから、すべての人々が幸せになるのを考えるのではなく、ただ自分の成果や成功を求めて、突き抜けることが求められているようだった。
しかし半年くらい東京に住んでみると、なんだかんだ悪くないとおもった。たしかに東京はコンクリートジャングルで、街自体は冷たい。間違いなく、ひとびとの一体感、というものがない。しかし逆にいうとそんな街だからこそ疲れていたり、寂しい想いをしたりしている。そんな意味で、共通の接点があるとも言える。
なんだかんだ、生きることに「がむしゃら」で向き合っているような街が好きだ。東京は、街自体がそういうがむしゃらな感じがして、必死さが伝わってくる。だから、ぼくたちは疲れるのかもしれないけど、若い限り、この街で頑張りたいとおもった。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。飲みすぎた。