いなくなると分かっているひととの関係は寂しい、いなくなると分かると些細なことばでさえ書き残したくなる。そのひととの出会いから今までを、忘れないようにってね。
ひとつ上の先輩。たぶん、仕事をやめるのだ。そのひとは会社の中でもっとも優秀なひとに選ばれたほどだから、影響力は大きい。たくさんの気づきをくれている。
気づきが多いと思えているのは、いなくなると分かってからかもしれない。ずっと近くにいると分かっていたら、きっと取れないアクションもあるのだろうな。意識の高い、暑苦しい先輩で終わっていたかもしれないな。
なぜ言ってくれるのか、という背景知ったら、物事の理解が早まる。「Why You Now(ホワイ・ユー・ナウ)」だ。意外と背景を伝えずに、自分の想いだけをぶつけていることがあるからこそ。
大切なことばほど、ありきたりだったりするものの、大切なのは誰が言うかだとしみじみ想う。そして伝わるような言い回し。振り返って「こんなことも分からなかったのか」と感じることだ。
そんなことを、実感を持って教えてくれる先輩。そのことばを最後まで書き続ける。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。