頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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未完成

crowd facing lighted stage

・もしかしたら、すでに書いたかもしれない。それは定期的に思うことで、決して代替できない存在についてだ。

たとえば、足繁く通うカレー屋さんがあったとしよう。そのお店で提供されるカレーには、隠し味にコーヒーが使われていたとする。しかしある日から、コーヒーの使用をやめてしまったら。その上でその事実を知ったとしたら、どうなるのかな。

ぼくなら、違和感を抱くと思う。美味しさの源である「深み」は、コーヒーによるものだ。そう思っているからこそ、食べたときに違和感を抱こうとするかもしれない。あれ、やっぱり前とは違うなあ。というふうにね。

完成された作品の一部が欠けてしまったときに、違和感を抱くこと。もしそれが未完成だとしたら、一部が欠けたとしても受容できる。要は完成品として捉えると、それぞれの要素が代替できない存在となってしまうのだ。

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大好きなアイドルグループのリーダー兼ラップ担当のメンバーが、脱退してから1年が経つ。新体制となり、”同じグループ”として歌っているのに違和感があるのは仕方がない。なぜならそのグループは、リーダーがいた時点で完成していたのだ。

そう思うと、AKB48のシステムは素晴らしい。未完成であるグループとして意味付けしたことで、新たな価値が見出されたのである。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。