仲の良いカップルに対して、「ここだけは直して欲しいことは?」と聞く企画を目にする。「酔っ払って帰ってきて、だる絡みすること」とか、「運転しているときに、機嫌が悪くなる」とか。そんな事がよく挙がる気がする。この場合の直して欲しいことは”強いていうなら”、という前提だと思うし、ほんとうに嫌ならすでに伝えているだろう。「それ、やめて」ってね。
関係が長くなればなるほど、「相手の直して欲しいところ」というのは見えなくなる。それは「受容」だと思うのだ。直して欲しいと思うところも含めて、相手を受け入れているから、特に気にしない。一方で関係が始まったばかりのひととは、ーーカップルに限らず、嫌なところや悪いところが見えて、直して欲しいと思ってしまう。これはまだ「受容」のポーズができていないのだと思う。
直すべきところも含めて、好きなひと。そう思えれば、本当にそのひとを好きなのだと感じるよ。「こうあってほしい」や「ここを直してほしい」と自分色に支配しようとするのではなく、受容するのが大切なんじゃないか。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。こちらの記事は、下書きに保存していたものです。