・「天才の苦悩」という、ことば。
イチローや本田圭佑のドキュメンタリーを見ていると、急に親近感を抱くときがある。それは意外にも、彼らが庶民的な生活をしているからではない。自分と同じように様々なことに想いを巡らせ、悩んでいるからだ。天才だとしても苦労するものだし、苦悩がある。
どうすれば悩まずに済むのかというと、「自分ことを考えない」のが一番だと思う。というのも、わたしたちが「他者のこと」で悩まないのは、他者の気持ちを”当事者として”考えられないからだ。分からないから、悩みようがない。そのように自分のことでさえ考えずにいれるのなら、悩まなくても済むのだと思う。
自分ことを考えないために、没頭できることを探す。ペットを飼えば、ふれあいの時間には勿論のこと、トイレや食事などお世話している時間も含め没頭できる。シンプルにヨガや瞑想が人気なのも、没頭できるからでもあると思う。そうした時間を増やしていって、自分のことを考えない。
ーー自分のことばかり考えているひとが、鬱になるんだよ。3年くらい前に読んだ本に書いてあったことばの意味が、今ならわかる気がする。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。