・ 周りには「すごい」と思うひとがたくさんいる。
他者のことを「すごい」と思い続けられるのは、その「すごさ」が構造的に理解できていないからだ。その「すごい」所以を丁寧に説明できるくらいになって、もし自分が同じことをできるようになったら。きっともう「すごい」なんて思えない。
まあ、いわゆる天才って手品のタネと一緒だと思いますよ。からくりがわからないから他人は興味を持つけど、天才と呼ばれている人も、本人はタネをわかっているから「別に大したことない」と思っているんじゃないですかね。他人も理屈がわかれば「同じことをすれば自分でもできる」と理解できる。
だから「すごい」という思われるようなひとは、第一に自分のからくりを明かしてはならない。第二に、からくりの数を増やさなければならない。第三に、持っているからくりアップデートしなければならないときもある。
そうして、第一線級で活躍するひとたちは、すごいと思われ、尊敬され続けているのだと思った。すごさの理屈を分からせない。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。これ、下書き保存しておいたやつです。