つらい思いを、すこし忘れること。
多すぎる問題を、すこしずつ少なくできること。
もっと考えるべきことを、新たに見つけること。
そうして、ちょっとましな兆しに目がいく。真剣だけど、深刻過ぎない気持ちが生まれる。ストレスと向き合うのではなく、抱えたのを少しずつ離していく。たいていのことは、時間が過ぎればどうでもよくなる。時間ぐすりの効用だ。
しかし多くのひとは、ストレスから逃れられない。ストレスを抱えるのは自分の問題だと思っているから、どこにいっても同じだと思っている。ねえ、ストレスを抱える理由は、決して自分だけが理由ではないのだろう。むしろ、環境によるものだと思いたい。
環境が、「人」をつくる。環境が、「人の感情」をつくる。ただ今自分が離れられない環境は、離れてみれば案外”どうでもよかったりする”んじゃないか。だから、離れてもいい。怖いのは一度壊れてしまって、二度と戻れなくなること。壊れグセがつくこと。
人生のなかにあった「笑ったり、たのしんだりする瞬間」を、もう一度取り戻すために。やすむことは大切で、やめることも恐れないでいたい。地元に戻るのもいいんだろうな。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。たぶん一度やめることや、やすむことができたら気が楽になる。