頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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ちゃんと飯を食う

woman in blue and black car

思うに、ひとが弱っているときというのは、自分では分からない些細な変化があって、その変化がどんどんと大きくなる。そして大きくなってしまったときには、もうすでにこころが苦しんで、どうしようもなくなる。ことばのとおり、「どうしようもない」というのはほんとうに辛い。”考えることができる生物”として、困っときには答えを出して乗り越えてきたからこそ。なにもできないのは、生き地獄に思える。

その状態になる前に、”些細な変化のタイミング”で食い止められればなあ。そんな変化、つまり自分では分からないとき変化、というのはまわりが分かってあげられることもあるんじゃないか。しかし誰もができるというわけではなく、ーー機微なひと、心の変化に繊細に感じられるひとしかできない。心の動きを読み取るセンサーというのは、ずーっと意識的に感じようとするひとの特殊能力だ。

それに変化を感じたときに、なんといえば良いのか。これもまたむつかしい。たぶん正解なんてないからこそ、考えるのだけど良い言葉が思いつかない。そんなとき、あるひとは「ちゃんと飯を食っているかい?」と聞こうと言った。食欲は、実は心の様子をよく表すよな。うまくいかないとき、落ち込んでいるとき、病気のとき。そんなときは箸が進まずに、一方でやりきった日ほどおかわりしたくなる。

どうもこうも弱くなる瞬間、涙が止まらないときはやってくるけど、ぼくは聞きたい。ちゃんと飯食ってる?

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。