頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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愛とか正義とか

Fog, Coniferous Forest, Spruce, Forest, Green

・「いやらしさ」とは、様子や振る舞いなどが卑しく不愉快なさまである。

ライターの世界では「バズらせようとすればするほど、読まれなくなる」と言われるのだが、これは「いやらしさ」が原因だ。というのも意図的にバズらせようとする際に「いやらしい感情」が滲み出て、それが読み手に伝わってしまう。

テレビ番組でも、同じようなことがある。視聴率を上げようとするあまり、過剰な演出や表現になる。視聴者はその演出を見て、メッセージが視聴者自身に向いていないと察知する。嫌気がさす。結果的に、視聴率は上がらない。

「いやらしさ」とは自利的な意図によって生まれ、他者に利益をもたらさないものだ。だからその感情をできる限り抑えて、コミュニケーションを取りたいと思う。そのためには、どうすべきなのだろう。

相手が「いやらしい」と思うたいていの場合は、コミュニケーションが不足している。営業でも相手の話を聞かずに商品の説明を始めれば、それは「押し売り」になる。しかし相手の話を丁寧に聞き、文脈に合わせて商品を提案すれば、状況は変わってくる。

またメッセージが過剰に大きくなっているとき、ひとは「いやらしい」と感じると思う。経験則的には、自分の考えを押し付けるときほど言葉が大きくなる。「愛」とか「正義」とか。平和とか。言葉の雄大さを利用しているのかもしれない。

気づかぬうちに、コミュニケーションは不足して言葉が大きくなる。それが「いやらしさ」の原因となるならば、なかなか意識的に改善するのはむつかしいのだろうか。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。