・当たり前のことだけど、大切なことをメモしておく。
成長するということは、ひとえに「より良くなること」と言い換えられると思う。そんな「より良くなる」ためには、試行錯誤が欠かせない。ひとに限らずプロダクトだってそうで、悪かった部分を良くしたり、良かった部分をより良くする。だからトライアンドエラーによって、ひとが成長すると、ぼくは強く信じている。
そんな成長するうえで、この話のポイントは「トライアンドエラーをする際に、学びを抽出できるか」になる。けっきょく、その経験からなにを得たのか。これは具体的な事象から抽象化することに他ならず、言語化能力が高いひとほど、たくさんの学びを得てより良くなれる。この際の言語化能力とは、学ぶ力そのものだ。
学びを育むためには、こういうふうな問いが役に立つ。<できたことを、もっとできるようにするためには、どうすれば良かった?><できなかったことを、できるようにするためには、どうすれば良かった?>その答えの抽象度は、今後の取り組みに役立つレベルにしておく。
うまくいったときほど、「どうしてできたのか」を自問するのはむつかしい。それでも成長するひとは、ぬかりなく問うているんだと思う。慢心しない。そんなことを、優秀なマネージャーを見て感じた。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。