・大切にしているものを、否定されたとき、どれだけ悲しいのだろう。
例えば「愛をもって接する」と心に決めたとする。人と関わるなかで「キミには愛がない」と言われたときに、どう思ってしまうだろうか。きっと、心にグサッとナイフが刺さるような感覚。自分が「こうありたい」と思って生きると決めた姿を、否定されると、とんでもなく感情が動く。
逆に自分が大切にしているものを、肯定されたとき、どれだけ嬉しいだろうか。
例えば「毎日継続しよう」と心に決めたとする。めんどくさくなっても、体調が悪くても、彼女にフラれても「必ず継続する」と決めたから続ける。そんな想いでするわけだから、自分にとって大切なものだ。だから、その価値を大事にしてくれるひとが、共感者としてありがたい。
「大切なもの」をだいじに。これをまわりに対して、なかなかできない。というのもまず、他者の「大切なもの」がよくわからないのだ。だから、何気なしに否定してしまう。人は何気なく傷つけられたほうが、その無意味性によって余計に傷つく。無差別殺傷事件のように「なぜ?」がつきまとうと、解決できない苦しさがつきまとう。
ひとの気持ちをロールプレイするうえで、「大切なもの」を知ろうとする姿勢は欠かせない。そしてそれは、価値観を知ることにもなる。だから「大切なもの」をだいじに。ほめられると、すごくうれしい。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。