・まず自分ができることにこだわる。
「小さくまとまらないようにね!自分に基準高いGoalを設定し、本気で行動し、失敗を繰り返し、改善を諦めず、最後クリアする」みたいなジャンプの主人公みたいなストーリーを期待しているよ!
最初に、そんなことを言われたときは頭を抱えてしまった。なぜなら、よく分からなかったからだ。「小さくまとまらないように〜」からはじまる意味も、”ジャンプの主人公みたいなストーリー”についても。ジャンプはと言えば、「いぬまるだしっ」くらいしかよんだことがなかった。
しかし最近になって、ようやくその意味がつかめるようになった。
ぼくは、組織人事コンサルティングを生業とする会社ではたらいている。業種でいうコンサルティングというのは、クライアント企業のサポートをする仕事だ。それも経営課題(自分の会社では組織課題)という、難易度の高いものの解決を「サポート」する。そんなサポートという不確かなサービスを売るには、一種の信用が必要になってくるのだと思う。
その際において、信用してもらえるかの基準に「ひとの姿勢」がある気がしている。「難易度の高いものを一緒に解決しましょう」というコンサルタントからの投げかけに、クライアント企業は思うわけだ。<あなたは高い基準でできてるの?>そんなとき自分にも高い基準を示せているひとなら、クライアントの立場として信用したくなる気がする。
つまりコンサルタントとして「相手に求める」前に、自分が「求めていること」をできるようになろう。どこかの自己啓発本に書いてあった「自分を愛せないひとは、他人も愛せない」というふうに「自分に高い基準を持てないひとは、クライアント企業にも高い基準を示せない」のだ。もし示せたと思っても、相手は納得しない。
コンサルタント1年目。まずは自分ができることにこだわる。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。