頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

「感動クオリティ」を産む、突き抜けた発想がほしい。 #339

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・たまらなく悔しかった。

ミルクボーイはM1グランプリで優勝したときに、1本目のネタで歴代最高得点を取った。それは、紛れもなく圧倒的だった。ライバルたちも、みな思ったに違いない。「圧倒的に、おもしろい」と。そんなライバルたちのように、今日のぼくは”ある一点”を見つめて、たまらなく悔しい思いをしていた。

日々続く研修の中で、ペアを組んで参加したコンテスト。そこで最も栄誉ある頂、「最優秀賞」を獲得することができなかった。優勝したペアとの大きな差の一つが「感動させられたかどうか」である。観るひとを感動させるには、期待を超えるコンテンツが必要だと思う。そして期待を超えるためには、思うに、「突き抜けた発想」が効果的だ。「そういう手があったか!」という気にさせてしまえば、観客の心を動かすのは容易になる。

優勝したペアはまさしく突き抜けた発想をもとに、観客の心を鷲掴みにした。ぼくはその事実を受けて、納得せざるを得ない敗北感を抱くほかなかった。というのも個人的に上手くしたいと思っている「アイデア」で、ぼくはひとの心を動かせなかったこと。そしてアイデアベースの勝負で、もっと良いひとたちがいたこと。もちろん優勝したところは、アイデアを論理と結びつけた点でもすごかったけれど。

感動クオリティを産むためには、どうすればいいのだろう。自分ができることは、「突き抜けた発想」をすることだ。「どうやったら、ひとは喜んでくれるか?」でアイデアを精査するのではなく、「どうやったら、ひとは感動するのか」という問いを持ち、レベルを引き上げてアイデアを考える。その上で過去の経験から着想を得ようとせず「新しいなにか」からも発想しようとする。

また「突き抜けた発想」を創作物に落とし込む際に、自分を信じられるかどうか。一歩間違えれば、大きくズレる発想だから不安になる。そんなとき、自分のアウトプットを正解にするために「やりきる意志」が重要だと思う。優勝したペアは、今挙げたようなことができていたんじゃないか。本人たちも言っていたけど、「滑る」可能性だってわけだから。

改めて言葉にすると、完敗だった。ミルクボーイが優勝したときに、かまいたちが「あいつらに笑いの神が舞い降りた」と言ったけれど、違うな。ミルクボーイは”ただ圧倒的に面白かった”のだと、今のぼくは思っている。

 

今日という忘れられない日に「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。