頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

新しい旅の楽しみかた #269

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バングラデシュについたので、ネパールのことを振り返ろう。

ネパールにいたのは、4日間だった。初日と最終日は空港でバタバタしており、時間はほとんどない。首都であるカトマンズに到着してから、すぐにポカラという観光都市に向かった。ポカラに向かったのは、この旅の目的でもある「山を登る」ためだった。山を登るといっても、実際は「トレッキング」という散歩の延長に近かったし、イメージしていたほどの感動はなかった。とはいえ、ヒマラヤ山脈が持つ魅力はひしひしと伝わってきて、山脈越しに朝日を見ながら、コーヒーを飲んだときには来て良かったと、ほんとうに思った。

ラッキングもそうだが、カトマンズでの観光を包括的に捉えると、ネパールでは今までにないほど歩いた旅になった。歩くと、なにがいいのか。その答えとして「現実逃避できる」とか、「思考を深化させられる」とかがあると思う。がむしゃらに大地を踏みしめていると、大地へ意識が回り、嫌なことを考えずに済む。一方で「考えたいこと」があれば、そのことだけを考える時間にもなる。これらはスポーツ全般に言えるかもしれないが、「歩く」ことは、どのスポーツよりも日常的であるし、すでに習慣となっている。その普遍性の高さは「歩く」こと独自のポイントだといえよう。

ネパールでは、そのようにして足を使いながら、街を眺めるだけの旅だったのかもしれない。はじめて1人で行ったフィリピンでの衝撃や、はじめてのバックパック旅での大変さ。そのようなことから感じる大きな刺激は、もうきっとないのだと悟った。ただ、それが悪いのではない。街を眺めるだけの時間が非常に有意義だったからこそ、また同じような旅をするのだと思っている、社会人ではね。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。