頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

3つのコンテンツ

「いじられるのに、尊敬されるひと」になってみたい。 #245

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・「自分が後輩である」ことがなくなっていく。それは4月に社会人になっても、同じだ。いつのまにか、まわりが後輩になる。その繰り返し。

2週間ほどの、免許合宿が終わった。明後日には、本免許の学科試験を受けに行く。これからのドライブでは、運転席から盛り上げられるよ。そんなふうに、運転できるようになっただけじゃなく、ほかにも学んだことがある。「理想の先輩像」について、まわりを見れば高校生ばかりで、年が5歳も離れているわけだ。だから、どうやったら気持ち良いコミュニケーションが取れるのかって、ずっと考えていた。そして、自分の求める先輩像に近づけたんじゃないか。

帰り際、ちょっとした思い出話の流れから、ひとりの高校生の男の子に言われた。「ぼく、先輩のこと尊敬してますよ」ってね。合宿の途中から授業中も、レストランでも、お風呂でも、いじってきてばっかりだったのに。最後にそんなこと言うなんて、ずるい。それすら、いじっているように聞こえる。でも、ぼくの理想の先輩像は、そんなふうに「いじられるのに、尊敬されるひと」なんだろう。自然体でいると、いじられることが多い。もちろん、ぼくはカッコつけるけど、そのときは少なからず無理がある。そんなぼくより、自然にダサくて、ツッコまれるときのほうが、ナイスな気がする。自分にとっても、まわりにとっても。

そう思えるのは「いじられるのに、尊敬されるひと」でナイスなひとが、たくさんいることを知ったからこそだ。だから、理想としていいんだって。そして、いろんな後輩と関わる経験を通して、後輩像も多岐に渡ることを知った。自分の理想の後輩像を押し付けなくなり、受容する姿勢ができた。

免許合宿、総じて行ってよかった。車のことをイチから勉強する日々はもちろん、毎日のように温泉に入る日々も、知らないひとと相席を続ける日々も、二度とやってこない。振り返れば、フィリピンにはじめて留学した5年前と同じような気持ちで、ぼくは自動車学校を卒業している。ずっと一緒にいたひとが突然いなくなるくらいに、合宿生活の中で「当たり前」になった多くの存在が姿を消す、虚無感があった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。