高校のときの友だちが
こんなコトを言っていた。
「彼女ができて、丸くなったわー」
僕はそのことばに、
身に染みるような感覚を覚えた。
大切なひとが、できたとしよう。
嫌われないように、と思えば
尖っていた自分に加えて、
協調しようとする自分が生まれる。
月日が長くなるほど
協調できる自分が強くなり、
いつの間にか
尖っていた自分が消えるのだ。
丸くなってしまうのは
仕方ない反面、
尖れなくなった自分を
認めるのが辛い。
***
尖ることは
アイデンティの創出であり、
最強のエンジンになる。
きっとそのひとの
クリエイティビティを
発揮されるために、
必要なもの。
尖り続けるには、
どうすべきか?
「孤独」を感じなければならない。
大切なひとができると、
自分勝手な行動がしづらくなり、
協調、調整を求められる。
そうなると、ありのままの
アイデンティが表現できず、
尖る力があっても尖れない。
「孤独」が寂しさを生み、
疎外感に変わり、
反骨精神になる。
「なにクソっ!」
反骨精神を持ったひとにとって、
「大切なひと」がときには
自分らしさを邪魔すると
思ってもいいのではないか。
”尖っていた自分探しの旅”
4月になるまでに見つけよう。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
ハンマーを振り下ろす