あの頃は本当に良かったよな
お前と一緒にさえいたら
たまには寂しくても悲しくても
お前と一緒にさえいれるなら
「高校生のときが一番楽しかった」
そう口ぐせのように
今も言うけど、
昔が今のように蘇る
そうやって口ずさめば
振り返ってみると
僕も高校生のときが一番楽しかった
高校に足を踏み入れたときから
ひとりで海外に行ったときまで
ずっと一緒にいて
変わったことだって多いけど
やっぱり変わってない
これからも、いつまでも
***
「自分らしく」振る舞うこと
それは大切にしている信念。
きっとずっと、
自分らしく振る舞いたくて
うずうずしていた。
中学生のときも
そうだった僕がいたが、
思春期だから周りを気にし、
自分らしく振る舞えない僕もいた。
そんな僕が高校に入って、
ふとしたことで
仲良くなった友だち。
部活が終わっては
チョコパイとカスタードケーキを
ほおばりながら、
僕の家でゲームをした。
そうやって仲良くなり
いろんなことを一緒にして、
「自分らしく振る舞うこと」は
彼から学んだな。
***
「高校生のときが一番楽しかった」
それは思い出の一つひとつに
その友達がいるから。
もっと遠くからみれば、
あのときの僕は
感じるしかなかったからだ。
一つひとつの体験が新鮮で、
感情が動く。
人づてに聞いた話も、
新しいことばかり。
感情が動きやすかった分、
ポジティブな思い出は
より大きな印象となった。
これから先にたくさんある
未体験のことが、
高校生の時ほど
新鮮な脳みそではなく
感じるしかないのが寂しい。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
どうでもいい思い出ばかり。