とある本によると
15日間ある相撲の本場所では、
プロとして美しいかたちの1つに
「8勝7敗」で
終えることがあるそうだ。
全勝するためには
無理をしないといけないらしく、
無理をするとケガをする。
ケガをすると、相撲ができなくなる。
「長く続けていくこと」を
プロとして考えると、
「8勝7敗」で
自分を守っていくくらいが、
ちょうど良いのだと言う。
「無理しなくてはならないとき」、
少なからず心身ともに
負担が増える。
「長く続ける」のがプロの責任だと
考えられるなら、
わざと自分から
転んでおくことも大切。
こう考えられるのは、
相撲の世界だけじゃない。
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I don't wanna go to fast.
Nothing really lasts.
ずっと続くものなんて無いから、
早く行きたくない。
長く続くとはいっても、
いつか終わりはやって来る。
その終わりの瞬間までを
縮めるかどうかは、
自分が早く進んでしまうかどうか。
ゆっくり進めば、
あらかじめ決まった
終わりまでの時間は長くなる。
たとえば
大切なひととの関係や、
趣味のための時間。
”燃える想い”があったとしても。
長く続けていくために、
いったん、スピードを落としてみよう。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
本当の自分はたくさんいる。