一人暮らしをしている
社会人になった友だちの家に
遊びに行くのは、
意外と楽しみなものだ。
特に今まで一人暮らしを
してこなかった人こそ、
一人暮らしにかける想いは強い。
自己実現を
投影させているように見える。
おしゃれな感じのインテリア、
英語で書かれた雑誌が置いてあって
「たぶん読めないのだろうなあ」
と思っても、それでいいのだ。
おしゃれな空間に住みたい、
という自己実現を達成している。
しかしもし雑誌に
ホコリが溜まっていれば、
どうだろう。
「おしゃれな空間に住む」
という自己実現をできてない
気がしてしまう。
***
自分の思い描く姿というのは、
実際の自分とかけ離れるほど
苦しくなる。
未来を認めようとするぶん、
現状を「認めたくなくなる」もの。
そうすれば現状の
自分を否定することもあり、
苦しむハメになる。
おしゃれな部屋に住みたい
と思い描いたとしても、
ズボラな生活しか
送ってこなければ苦しい。
”なぜ私にはできないの?”
という自己否定、わかるでしょう。
「自己ブランディング」
という行為も似たようなものだ。
これは決して嘘をつくことなく、
伝えたい自分を相手に伝える行為。
「こうなりたい」
と描いた姿が大きすぎると、
演じるのが大変で疲れてしまう。
現状とかけ離れるほど、
苦しくなるのだ。
「ありのままでいい」
とよく言われるが、
自己ブランディングは
「ありのまま」の自分を
見せたい側面で
見せることだと思っている。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
熱さだけで動く集団は暑苦しい。