やはり、服が好きだ。
振り返れば、
いつからかパッタリと
服への興味がなくなっていた?
フィリピンに行ったら、
なおさらで。
それでも、
久しぶりに服屋に行くと楽しい。
僕が高校時代に目覚めた
「個」に対する意識。
つまるところ自己表現のために、
じぶんらしい服を探す。
それは古着屋かセレクトショップか、
というのはこだわらず。
たとえば「優しい自分になりたい」と思えば、
そのイメージに合った
カシミヤのニットを。
「俺のことが分かってたまるか」と思ったときは、
パンクスなライダースのジャケットを。
そうやって自分と向き合い、
周りに表した。
しかし、怖さもある。
ある程度、服を着ると
目的を見失うことがあった。
ファッションに陶酔するように、
誰かの作った価値観に、
自分を合わせてしまった。
「次はタイトめのトップスが流行る」と聞けば、
着たいわけでなくてもね。
ただ、自己表現がしたかっただけなのに。
僕は、そういう想いで服を着たいです。
自分を見つけることの手助けになれば、
自分を見失うおそれもある。
そんな学びを踏まえ、
毎日が服によってイキイキとする、というのは素晴らしいこと。
決して、ファッションに見ないほうが、
幸せになれるんじゃないかな。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
いっぱい寝て、食べる。