あばら骨の隙間がしびれる感覚。
ビリビリっと、貫通していく。
僕はロックな生き方をするひとが好き。
ミュージシャンに限らずね。
それでも、おかしなことに、
昔の人ばっかりだ。
ミュージシャンに限れば。
ロックな生き方をしたくない、
バンドマンが増えた?
そこそこいいバイトもあるし、
何をやっても食えちゃうから。
フリーターやりながら
小さい箱借りて歌えれば満足です、って
マッシュルームヘアをなびかせる。
ロックミュージシャンとしての覚悟は消え、
フリーターとしての自覚が生まれました。
「時代に乗ることが目的だ」
なんて言っているようにみえる。
おもしろい。
ロックっていうのは、
世の中のあらゆることに対する、
抵抗であり、挑戦であり、
独立を目指す行為じゃないか。
自分の力だけで、生きていくこと。
だから個性を早く見つけ、
自分にしかない価値を発揮し続けるべきだ。
そして、そのときに生まれる「自分らしさ」が
強い意志となり、自信になる。
「俺は本当はもっとすごいんだ」という"確信"。
ときには、くだらない同一的な方法のほうが、
「上手くいく」って分かっていても。
挑戦し続けなければならない。
それがロックである。
成功するより、独立することが目的だからこそ。
改めて、ミュージシャンに限らない。
僕はというと、
ファッションロッカーになりたくない。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
カゴの中の鳥は、
自由に羽ばたくことを忘れる。