頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

3つのコンテンツ

編集すると消える「事実」 #124

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「編集する」ということ。
それは事実が伝わりやすいように、
手を加えること。
ふだんから僕たちは、
いろんな場面で行う。

紆余曲折のプロセスを経て、
生まれた1つの事実。
全て話すのではなく、
ところどころ端折る。
伝えたいからこそ、伝わるように。
それが、編集という行為。

気をつけるべきなのは
編集すると消える「事実」がある。
その結果、悲しむひとがいること。
思った以上に。

***

僕はフィリピンの語学学校で
インターンをした。
卒業する生徒に対し、
インタビューをする。
そして、その内容を記事にする。

結論から言えば、
書き終えた記事を
話をしてくれた生徒に確認してもらうと、
がっかりされることが、多々ある。

自分が言ったこと(事実)と、
本文で書かれていること(ライターが伝えたいこと)に
差があるからこそ。

伝えたいように手を加えた結果
「伝わらない」想いをするひとがいる。
時には、ガックリするだけではなく
「傷つけてしまう」ことだって、ある。
それが、編集という行為。

ただ、この犠牲は致し方ないと
思うこともある。
僕にだって、伝えたいことがあるから。
伝えた結果、多くのひとの喜ぶ顔がみえる。
だから、自信を持って編集しなければならない。
そんな覚悟。

しかし、何度もガックリさせてたきたからこそ、
できる限りその事実の裏にある
”想い”を汲み取り、
文脈がずれないように編集するべきである、
と感じている。
実は、功利的な考えだとむつかしい。
心がけなければならない。

最後に、最悪な編集を考えよう。
それは「嘘がある」とわかって、
編集すること。
「事実とは異なる」という嘘。
その時点で、事実を取り巻くひとに対する
尊敬の念はないのである。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
編集すると消える事実をみな「真実」と呼ぶんだね。