職業とか、趣味とかに限らず、
ことばと向き合い、紡ぐひとがライターなんじゃないか。
ライターなら、その言葉を選んだことに責任を持ち、
勇気をもって文章を書く。
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ウェブマーケティングの認知度と影響力が高まり、
SEO対策のために、
ウェブ記事を執筆するマーケターも多い。
それでもマーケターであるから、ライターである
とは言えなくて、
ハッキリと両者は分かれている。
一般的な話をすれば、
マーケターが集客できるひとなら、
ライターは記事を書くひとだ。
ただ「記事を書く」と定義してしまうのではなく、
僕はライターを「言葉を紡ぐひと」とみなしている。
それこそ僕がインターンをしていたとき、
マーケティングインターンなのか、
ライティングインターンであるのか分からなかった。
ただ前に述べた定義に当てはめると、
そのときの僕は
間違いなくマーケティングインターンだ。
集客のことしか考えず、言葉を紡げなかったのである。
この「紡ぐ」という感覚。
脆い繊維を結びつけて糸にするように、
一つ一つ言葉を選び、文章にする。
こう考えるのはライターが
「記事を書くひと」という認識どおり、
誰にでもできるからだ。
誰にでもできるけど、あなたに芽生えた
「ライター」という意識を大切に、
「ことばを扱う仕事だ!」という自覚があっていい。
それらを踏まえれば、
マーケターが、ライターであるとは言えない。
どちらがいいという話ではないけれど、
節目である今日に、ライター目線で書いてみた。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
マーケティングインターンも、今日で終わり。ややこしい。