正直にいうと、僕はしたくない
みたい感じ。
わざわざ「正直に」と枕詞につける。
それだけ、ホンネが言いづらい世の中ってことか。
ただ、そんな世の中のおかげで助かってる。
「正直に」とつけるからこそ、
「ああ、あなたはそう思ってるのね」と分かる。
ありがとう。
正直に言うよ、
僕にはあなたのことが分からない。
だからゆれるしかなかった。
けど今なら、あなたの気持ちを知ることができる。
***
正直者はバカにされる。
だからこそ
「正直でいることを、あたし自身も分かってます」
というポーズを、取らないといけない。
そういうめんどくささは、”日本”の文化なのかな。
ただ、そんな文化のおかげで、
得することは、前に述べたとおり。
悲しいことは、
”少しめんどくさいやりとり”
であること。
ーー折れた、折り畳み傘
ーー溢れだす水のヴォイス
なにか恥ずかしくて、心から正直にはいられないけど、
正直に生きるのは清々しくて好き。
だから「正直にいうと」を都合よく使っている。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
1度で2度おいしいのが理想だ。