頭のなかで1秒も経たずに
答えが分かるような問題だと、
言っていいかもしれない。
それでも「その答え」を
現実の中で受け入れるのは、
むつかしい。
誰かに悪いことをしたときに
「謝ったほうがいいのかな?」
というのは、正直1秒も経たずに分かる。
謝ったほうがいい。
それでもなかなか、謝れないよなあ。
僕はこのような「理想」と「現実」の乖離を、
「世界一簡単なパズルが解けない現象」と名付けたい。
パズルとパズルをふっつければいいんだと思っても、
ふっつけて、完成させられないね。
じゃあ、どうしたらいいんだというと、
僕はとりあえず、
その状況において取れるアクションを
できるだけ洗い出すようにしている。
「謝る」「謝らない」「話し合う」「泣く」「ふてくされる」
たとえば、こんな感じで。
この手順を踏んだ上で、
1秒も経たずたどり着くような答え
に戻ってきても、いいのさ。
そのときは、同じ答えなのに
妙な納得感があるはずだから。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
味付け卵が身にしみる。