いきなり病気になった。
何をするわけでもなく、部屋のベッドの上で眠りにつく。
誰とも会わないまま、1日を終える。
そんな日が3日続いた。
ようやく体が軽くなってきて、
寝ること以外に
僕がはじめに「したい」と思ったことは、
バラエティを見ること。
「人志松本のすべらない話をみたい。」
まずそう思った。
どうしてぼくは「すべらない話」をみたかったのかな。
えっと、笑っているひとをみたかったんだろうな。
「笑い」というのは、希望だ。
元ブルーハーツの甲本ヒロトが
「ガキの使いやあらへんで!」をみて、
自殺を思い止めたのは有名な話だ。
「笑い」が人びとに希望を与えるのはあると思う。
真っ暗な部屋の中で
体だけではなく心までが疲れ
不安になっていた。
「明日からがんばれるかな・・」
だからこそ「笑い」に希望の光を見出したかった。
その上でいえば、
自分が笑っていなくてもいい。
僕たちは「笑っているひと」をみるだけで、希望を感じられる。
「すべらない話」で一人ひとりの芸人が
歯をむき出しにしながら、大きく手を叩き、
ときにはテーブルを叩いて「おもしろい!」という感情を爆発させる様子。
そんな様子をみるだけで、希望を感じられる「笑い」だからこそ、
僕は心から求めた。
「明日からもがんばろう!」
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
「歯をむき出しにしてわらってる」姿は、みていて気持ちいい。