ナオキケーです。サウスピークで働いているときは、卒業生の留学体験談を主に執筆しています。ですが、たまにセブのライフスタイルについて書くことがあります。
今回訪れたサントニーニョチャーチもセブの有名観光スポットですし、サウスピークのサイトにて執筆すべきなんですけど、あえてこっちに書いてみようと。
サントニーニョチャーチとは
そもそもサントニーニョチャーチってなに?というフィリピン・ならびにセブ島初心者の皆さん。
サントニーニョチャーチは英語でSanto Niño Churchと表します。そう、Church。教会ですね。セブで1番有名な教会です。またフィリピンで最も古い教会でもあります。
そもそもセブ島にはカトリック教徒が多いので、たくさんの人が礼拝するわけです。その姿を一目見ようと訪れる観光客も後をたちません。
レイザーラモンHGも唸る派手な衣装に最高のポージング。やはり中国人は観光客の鏡です。
気を取り直し、中に入るとこんな感じ。主祭壇には、十字架にはりつけられたイエス・キリストや、十二使徒の皆さんが待ち構えています。
すごいなーっと思ったのはこちら。キリスト教のみなさん、祈るときはひざまずくみたいです。なので足元には、折りたたみ式のクッションがあります。
サントニーニョ教会の魅力
ご覧のように、キリスト教徒ではない観光客からすると、ただの教会。に見えるかもしれませんが、サントニーニョ教会には魅力があります。
それがコイツ。
「何やこれ?」って感じですが、偉そうな神父たちが頭をナデナデしてあげるくらい大切なモノなのです。
実はこれ、サントニーニョ像といい、かの有名なマゼランから寄贈された幼きイエス・キリストの人形なんです。驚くことなかれ、サントニーニョ教会では、500年前から存在するこの人形を見ることができます。(もちろんホンモノ)
500年もの間に、サントニーニョ教会は2度も焼失しました。しかしこの人形は一度も焼けることなく現状を保っています。
そんなすごい人形があるなら是非とも見たい!と思い、私ももちろん教会内にある安置室へ駆け抜けました。この安置室、やはり大変人気。観光客だけではなく、フィリピン人にとっても大切なものなので、15分から30分程度は待つ必要がありました。
実はこの時間が大事。そこまで会いたいと思っていなかったナオキケーですが、待っているうちに、自然と会いたくなって来たのです。
「早く会えないかな…」
遠距離恋愛はこういった感覚なのでしょうか?会いたくても、会えない。そうやって1人でムズムズしていた矢先、ついにそのときは来ました。
この子に会える!!
大人気のあの子に!!
キター!!!
生のサントニーニョ像!!!!
ナマトニーニョ!!
一瞬の別れでした。
フィリピン人信者の場合、有り余る神への思いをぶつけていたのですが、私はたった5秒。私の見た目がキモかったからでしょうか?いえいえ。待ってみたものの、神への信仰が全く無いナオキケーは、神の前ですることがなかったのです。まさに立ち尽くすのみでした。
っというわけで、憧れだったサントニーニョ像を見ることができました。その時間にして、5秒。短い別れでしたが……満足です!
まとめ
サントニーニョ像、セブの人から愛されるには訳がありまして。それはなんと、厄除けの効果があるらしいです。実際に僕も手を近づけて見ましたが、何かパワーをいただいた気がします。(たった5秒でも)
教会内には売店もあり、サントニーニョ像が買えたり、このようなキリスト教徒専用のトレーディングカードゲームもあります。(まじで怒られる)
営業時間:午前5時~午後7時か9時 無休
タクシーで、「サントニーニョ」と日本語の発音で元気に伝えればOK
アクセスは上記のような感じ。営業時間に関しては、たくさんの観光サイトで確認しました。しかし終了時間が午後7時のものもあれば、午後9時のものもある。正確なものがなかったので、当サイトを見て行かれる方はぜひ「できるだけ早めに行く」ことにしておきましょう。
最後に、サントニーニョ教会のトリビアを紹介しておきます。サントニーニョ教会には、実は博物館がございまして。それがなかなか目につかないところにあり、100ペソでサントニーニョ像の歴史を知ることができます。訪れる際には、探してみてはいかがでしょうか。