どうも、20歳のナオキケーです。(@naokikei41)
みなさんは、嫌いなものありますか?
私には1つだけ嫌いなものがありまして、それがキュウリなんです。どうしてもあの青臭さが耐えられず、周りの人が食べることすら許せませんでした。
でもキュウリって、やたら料理のなかに紛れているんですね。サラダだったり、寿司だったり。一度キュウリと触れてしまうと、匂いが移ってしまうので、その料理自体食べられなくなってしまいます。
そんな大のキュウリ嫌いの私が、連れと一緒にレストランに行ったときのことでした。その連れは、キュウリを食べることを強要してきたんですね。その連れには普段から「苦手意識は克服できる。問題から逃げるな」と強く言っていたので、その仕返しと言わんばかりに、そんな無理難題を押し付けてきたのです。
結論から言うと、連れからの無茶を振り切ることができず、10年ぶりにキュウリを食べました。
食べた感想は、意外にも「おいしい」でした。
問題意識はイメージ先行しがち
びっくりしました。なぜなら、まさか10年間避け続けてきたキュウリを体が受けつけるとは、思わなかったからです。そこで感じたのは、「キュウリに対するイメージをネガティブに増大させていた」ということです。
問題から避ければ避けるほど、その問題に対するイメージはネガテイブに膨らみます。物事にはネガティブだけではなく、ポジティブな面もあります。しかし1度ネガティブに傾くと、そのイメージを変えること難しいです。
具体例でいうと、私は「キュウリって味ないじゃん。90%が水分で成り立ってるから、栄養素ないよ。それじゃあ水飲んだほうがマシ」と食べない理由を説明できるようになっていました。
私はネガティブにイメージを働かし、「キュウリは味がない(10年間キュウリ食べてないけど)」「90%水分だから栄養素ない(どこかで聞いた)」と勝手に決めつけていたのです。これをバイアス(偏見)といいます。
人間関係から生じる問題には、早期段階で解決策を投じる
人間関係も同様に考えられます。ヒトの悩みの99%が人間関係から生じるという話を聞いたことはありますか。人間関係で問題を抱えているとき、「あの人は私に対して、こう思っているんだろうな・・・」と想像することがありますが、多くの場合はネガティブにしか結論を出せません。
そんなときは悩んでも時間の無駄です。そこで私は「直接相手と話をしてみる」ことを推奨しています。
著アラン・R・コーエン氏の影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブルにも記されている通り、対人関係における問題解決のもっと優れた方法は「直接相手と話す」ことです。なぜなら実際に会話をするときは、ネガティブなイメージをすることなく、事実に基づいて判断できるからです。
終わりに
本記事で何が言いたいかというと、問題を解決するなら直接向き合うのが1番ということです。イメージを膨らませても、ネガティブな意見に偏ることが多い。
話を戻しますが、今回の場合、キュウリに対しても「直接話をしてみた」ようなものですよね。(擬人法)バイアスをなくして事実をもとに判断してみると、意外な結果が待っていることもしばしばあります。そう思える簡単な方法として、あなたにとって大嫌いなアイツ(食べ物)とぜひコンタクトをとってみてはいかがでしょうか。